2020年3月21日
今朝は少し冷え込みましたが、気温はぐんぐん上がりよく晴れています。
昨日のトマト栽培に使う水の話の続きです。上の写真は、水が通るパイプを写しています。地中を通り、トマトハウスの中に入ると下の写真にあるように、パイプから黒いチューブに移り、チューブから土の上に落ちるようになっています。このチューブには均一の穴が開いていて、点滴のように水が落ちるようになっています。
2020年3月20日
今日も風の強く吹く日ですが、昨日より風は冷たく感じます。
一昨日よりトマトの栽培に必要な水の話をしています。トマト栽培の夏のピーク時には約3トンもの水が1日に必要になってきます。写真に赤いタンクのようなものがありますが、そこには約10トン(10000L)もの水をためることができます。このタンクは、トマト栽培を始めてから古い酒樽を取り寄せて使っています。昨日、ピーク時には1日に1株当たり3~4リットルの水が必要と話しましたが、その水は1日に数回に分けてトマトの株に届いています。トマトの株に沿って灌水チューブを這わしています。そのチューブから点滴のように水と肥料が土に落ちていきます。また明日に続きを話したいと思います。
2020年3月19日
今日は日中は風がとても強く吹き、気温が17度ぐらいまで上がる暖かい日になっています。
昨日、水の話をしていてその続きを書きたいと思います。私たちの作る夏秋栽培のトマトは、7~11月末までの間トマトを収穫していきます。トマトの果実を育てるには水が必要です。苗をハウスに定植してから2,3週間で本格的な水やりが始まり、7月から8月初旬が水やりのピークでそのころには1株当たり3~4リットルもの水を1日であげています。昨年育てたトマトの株の本数は約8000本なので、ピーク時の1日に必要な水は約32000リットル(3.2トン)ということになります。これだけたくさんの水が栽培中必要になってくるので、この冬の暖冬による水不足がとても心配です。
写真は、水が一番必要な時のトマトの樹を撮ったもので、赤くなっているトマトがある段が3段目で、斜めに上に上がっていくと7段目まで青い果実をつけています。
2020年3月18日
一昨日に一面真っ白に降った雪も昨日にはほとんどとけて、昨日よりもさらに気温が上がり春らしい天気になっています。2019から2020年のこの冬は西日本では平均気温が統計史上最も高く、降雪量も最も少ない冬になったようです。冬の間に山に積もった雪が春にとけてきて、その水がこれから夏にかけての大事な水資源となっています。
私たちの栽培する桃太郎トマトは、夏秋栽培と言って、収穫が夏から秋の終わりまで約5か月間に渡ります。その間トマトの樹を管理しながらずっとトマトを収穫していくのですが、それにはたくさんの水が必要になってきます。この冬の雪不足が、今年の作にどういう影響をしていくのか不安はあります。明日には、私たちの栽培するトマトにどのぐらいの水が必要なのかの話をしたいと思います。
2020年3月17日
今朝は霜が降りて冷え込んでいましたが、日中は晴れて、気温も10℃以上に上がっています。空気は乾燥していて、風が強く吹く日です。
写真は昨年6月下旬に撮った桃太郎トマトの樹で、斜めに樹が止まっていっているのでわかりにくいのですが、一段目の青い果実が膨らんで、2,3段目には小さな実をつけ、4段目の花が開花しようとしています。